レッスンで自分の作ったアレンジメント。

 自宅に持ち帰った後は少しでも長く飾って楽しみたいですね。

 そこで今回は何処に、どのようかざればいいのかをお伝えいたします。

フラワーアレンジメントを飾る基本

水やり

レッスンではほとんどの場合は緑色の給水スポンジ(フローラルフォーム、オアシスとも呼びます。)にお花をさしてアレンジします。

この給水スポンジが少し乾いてきたようならお水をあげます。

先の細いジョーロなどで根元のほうにそっとあげます。

お花や葉っぱにはかからないようにしましょう。(お花や葉っぱに水がかかるとその部分の傷みが早くなります。)

水やりの回数は季節や室温、お花の量によって変わりますが、おおむね夏場は1~2日ごと、冬場は3~4日ごとでしょうか。

切り戻し

飾っているアレンジメントは4~5日(これも季節によります。冬場は一週間以上大丈夫でしょうか。)経って元気がなくなってきたようなら、レッスンで習った事を思い出しながら先を切ってひとまわり小さなアレンジメントに作り直してみましょう。

アレンジメントのお花や葉っぱを給水スポンジから抜いて1~2cmお水の中で斜めに切って新しくアレンジメントを作ります。

また枯れてしまったお花はとりのぞきます。

作り直すのが難しいまたは時間がないときは、先を切った後は花瓶などに入れて飾るのもいいですね。

フラワーアレンジメントを飾るのに適した場所

形で考えると 

オールラウンド

オールラウンドのアレンジメントは正面がなく360度どの方向からも見て大丈夫ですので壁際ではなく、たとえばダイニングテーブルの中央などに飾るのに適しています。

フェーシング

フェーシングとは正面のあるアレンジメントで後ろ以外の三方向から見てOKのアレンジメントです。

ですので、玄関のシューズボックスの上やリビングのチェストの上など後ろに壁のある場所に飾るのがいいですね。

場所で考えると

玄関

お客様をお迎えする玄関はアレンジメントを飾るのにはピッタリです。多くの場合玄関は北側にあることが多いですので環境的にもいいですね。

リビング

リビングは家族が行きかう場所です。アレンジメントが家族みんなの目に触れます。自分が作った美しいアレンジメントをみてもらいましょう。

キッチン

 キッチンは食事を作る主婦が時間を過ごすことが多いのでそこでずーっとアレンジメントを眺められます。ただコンロの近くは高温になりやすいので避けましょう。

フラワーアレンジメントを飾るのに適さない場所

直射日光の当たるところ

切り花は直接の日の光には弱いですので直射日が入る場所は避けましょう。

窓から日が入る場所に飾る場合は窓にはレースのカーテンなどをするとか

その時間だけアレンジメントを動かすなどの対策をしてはいかがでしょうか。

高温多湿の場所

お花の種類にもよりますが大部分のお花は高温多湿に弱いです。

夏場に自宅を締め切って外出した場合、せっかく美しく作ったアレンジメ ントはすぐに弱ってしまいます。

風の当たる場所

お花は乾燥にも弱いですので、エアコンの吹き出し口やずーっと扇 風機の風の当たる場所に置くのは避けましょう。

最後に

フラワーアレンジメントは自分で作る以外に、プレゼントとして頂くことも多いですね。

飾り方の基本は変わりませんが、もしセロハンなどでラッピングされている場合はお花が蒸れないようにはずしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。