春をいち早く伝える花「ミモザ」
名前を知らなくても
歩いていて小さな黄色のふわふわした花を見かけた
リースやスワッグで見たことがあるという方は多いと思います。
2月から3月にかけて、お花屋さんで買うことのできますが、
実は、ミモザは庭木や大き目の鉢植えとして
自分でそだてることができるのです。
しかも、成長は早いので剪定した枝で
リースやスワッグ作りも楽しめます。
今日は
ミモザを育てるコツと、リースの作り方をご紹介してみたいと思います。
最後までごらん頂き、何かのお役にたてたらうれしいです。
目次
花言葉は「感謝」ミモザの日に贈りたい
毎年3月8日は国際婦人の日、国際婦人デー、国際女性の日などとよばれています。
と同時にミモザの日です。
イタリアではこのミモザの日に
日頃の感謝をこめて、男性から女性にミモザの花をプレゼントするそうです。
ミモザの花言葉は「感謝」です。
日頃お世話になっているお母様、女性の友達、先輩など
ミモザを贈って感謝の気持ちをお伝えしてみてはいかがでしょうか。
ガーデニングにおススメな品種は?
ミモザは関西地方では2月下旬から3月に咲き始めます。(私は関西に住んでます。)
実はミモザというのは通称で、本来はアカシアが正しい名称です。
ミモザアカシアとも呼びます。
そして、アカシアにも色々な種類があるようですが、
日本では、銀葉(ぎんよう)アカシアが主で、
最近はふさアカシアも出回っているようで
銀葉アカシア・・シルバーがかったグリーンの葉で、葉の長さが短い特徴があります。樹高は5~8mくらいと樹高が低めでコンパクトに育てやすいです。(我が家の庭のミモザも銀葉アカシアです。)
ふさアカシア・・・葉がきれいな緑色で長く、小葉の数も多いです。樹高は10~15mにもなるので、庭で大きく育てたいという方におススメです。
ガーデニング初心者さんも大丈夫 ミモザの育て方
園芸店で苗を買ってきます。
地植えでも鉢植えでも育てられます。
地植えの場合は日当たりの良い場所に植えます。
乾燥を好むので普段は水やりはしなくてもも大丈夫です。
(真夏で暑い日が続くときはあげてください。)
また若い木はひょろひょろと伸びてゆらゆらするので添え木をすれば安心です。
肥料はほとんど必要ありません。
花が咲き終わったらすぐに緩効性の肥料を与える程度で大丈夫です。
ミモザは成長が早くすぐに5mを超す高木になります。
大きくしたくない場合は幹の一番植えの部分を剪定すると上への生長が止まります。
あとは、横に広がったミモザの枝は整理すれば良いので、背が低い女性でも安心です。
翌年の花芽をつけるのが早いので、花が咲いた後早めに剪定します。(6月くらいまでに。)
剪定したところから分枝していくので、込み合っている部分は枝の根元からカットします。
ミモザの花でリースを作りたい時は、混み合ってて、剪定したい枝を根本から(花が咲いているうちに)カットするといいですね。
鉢植えの場合は、根が詰まってきたら少し大きい鉢に植え替えます。
鉢をいきなり大きくすると根ばかりが生長してしまうので、気をつけましょう。
植え替えの時はは根をいじらないように注意して、スポっと抜いてスポっと新しい鉢に入れてください。(ミモザの根は繊細です。)
剪定しないとこんなに大きく育ちます。
切り花としてのミモザを長持ちさせるコツ
ミモザは木なので、 できるだけ斜めにカットします。
そしてタテに切り込みをいれます。
水揚げをしっかりして、ミモザの花を長持ちさせましょう。
ラナンキュラスやマリーゴールドなどのオレンジ色の花と合わせてアレンジメントを作っても
ステキですね
ミモザでリースを作ってみましょう
ミモザの木がしっかりと育ったら、いよいよリース作りです。
ミモザはお花屋さんで買ったら結構高価です。
特にリースを作る場合はミモザをたくさんつかうので、
自宅に育っているとうれしいですよね。
<道具類紹介>
・リース台
・リースワイヤー
・ワイヤー切りばさみ
を用意します。
<作り方>
①ミモザは8~9cmくらいにカットします
②リースワイヤーの先端をリース台に固定します。
③リース台の外側、内側に2.3個束ねたミモザをおいて、ワイヤーで2.3回しっかり巻きます。
(写真の花材はサツマスギです。)
④ぐるりと一周巻いたら、ワイヤーをカットして先端をリース台に差して
引き出してからひねって固定して完成です。
ミモザが足りない場合は、
ユーカリも一緒に使って、ハーフリースはいかがでしょう。
ユーカリ(アップル)も同じように8~9cmでカットして
ユーカリとミモザを同じように巻いて
ハーフリースの端に麻のリボンをつければ完成です。
ミモザのスワッグは
①茎を束ねて全体的に逆三角形に形を整えて紐でくくります。
②くくったところにリボンをむすびます。
③逆さまにして吊るしてリボンを整えて出来上がりです。
簡単ですね。
リースもスワッグもこのままでドライフラワーになります。
(鮮やかな黄色から徐々に茶色になっていきます。)
まとめ
今日はミモザの育て方とリース、スワッグの作り方をご紹介しました。
1.大きく育ちすぎない銀葉アカシアがおススメ
2.苗を買って日当たりの良い場所で地植えか鉢植えにする。
3.水や肥料を与えすぎないようにして育てる。
4.春先に花が咲いたら、剪定するように枝を切ってリースやスワッグを作る。
春になると黄色い花をつけるミモザ。
自分で育ててリースを作る!
なんて素敵ですね。
しかも、黄色は風水では金運アップの色です。
そして、生きたお花を飾るのは開運につながるそうです。
ぜひ、春の開運インテリアとして楽しんでみてくださいね。
最後まで読んでいただきたいありがとうございました。