イギリススタイルフラワーアレンジメントの特徴

イギリススタイルフラワーアレンジメントには次の4つの特徴があります。

グリーンの葉をたくさん使う

イギリススタイルフラワーアレンジメントでは、まずお花からいれていくのではなく緑色の葉(たとえばローズマリーやミントなどのハーブ)で形をつくります。

明確な高低差を付けて空間を生かす。

花をいれるときは同じ高さに並ばないように、また平面にならないようにいれます。

左右非対称

自然に咲いている花はほとんどが左右対称には咲いてないので左右が同じ花にならないように非対称に入れる。

茎や枝の自然なラインをいかす。

花はかならずしも真っ直ぐに咲いているわでなないので、自然に咲いているように花のラインに逆らわずにいれます。

イギリススタイルフラワーアレンジメント基本形

私の所属しております一般社団法人フラワーワークスジャパン(以下FWJ)には基本となる5種類のアレンジメントの形があります。

1.オールラウンド

オールラウンドはイギリススタイルフラワーアレンジメントの一番基本となる形です。
ドーム型のアレンジメントで全方向から見ることができます。
真上から見ると円形に見えます。

オールラウンド

2.オーバル

オーバルもオールラウンドと同じく全方向から見ることができます。
オールラウンドよりも横幅があり、真上から見ると楕円形です。
テーブルの中央に置くと美しいです。

オーバル

3.コーンシェイプ

少し高さのあるアレンジメントで、シャープな円錐形をしています。
コーンシェイプも全方向から見ることができるアレンジメントです。

コーンシェイプ

4.トライアンギュラー

二等辺三角形の形の正面がある形のアレンジメントです。
壁際にあるコンソールテーブルなどに置くと映えるアレンジメントです。

トライアンギュラー

5.クレッセント

三日月を伏せた形のアレンジメントです。
このアレンジメントも正面があり、玄関などに飾ると美しいです。

クレッセント

これら5つの形のアレンジメントはバランスのとれたとても美しい形に考えられております。
また、明確な規則に則ってアレンジされておりますので、イギリススタイルフラワーアレンジメントの技術を学べばあなたも美しいアレンジメントを作ることができます。